標準的な導入
ISO 4589-2 (JIS K 7201-2) は、室温で材料を火炎燃焼させる際に、酸素と窒素の混合物中の酸素の最小体積割合(酸素指数OI)に関する試験を規定しています。酸素指数は、有機材料の可燃性を評価するための方法です。酸素指数が高いほど、材料の難燃性は高くなります。
適用範囲
ゴムやプラスチックなどの材料の可燃性の測定に適用されます。
試験方法
透明な燃焼筒内で、酸素と窒素の混合気を上向きに流し、その中に小さな試験片を垂直に支持します。試験片の上端に着火した後、その燃焼挙動を観察し、試験片の燃焼時間または長さを、規定の燃焼限界値と比較します。一連の試験片について酸素濃度を変えて試験を行い、継続燃焼に必要な最小酸素濃度を推定します。
判定基準
試験プロセス中に、試験片が着火するかどうか、燃焼時間と燃焼長さを測定し、継続燃焼に必要な最小酸素濃度を酸素指数として決定します。